M2006結果報告

去る，2010年10月7日，メーヴェ2006は富山湾にて世界記録更新を目指し
記録飛行を行いました．

 

 

飛行距離　：　48.42ｋｍ
飛行時間　：　1時間39分26秒

 

 

 

現在の日本記録，世界記録ともに更新することは叶いませんでした．

 

残念なことに，着水の原因は，パイロットの体力消耗や操縦ミスではなく，
主翼が破損したことによるものです．

高い高度から機体が墜落したため，パイロットが負傷してしまいました．

パイロットの命に別状はなく，現在はリハビリ中です．

 

 

この計画は，2006年に発案し，2007年から3年間掛けて準備し，実現した
ものです．

 

その間，この“参地下かもめ”をご覧いただき，私たちを応援してくださった
方々，本当にありがとうございました．厚くお礼申しあげます．

今後，日大を始め全国の人力飛行機チームによって，日本の人力飛行機
が発展することに,ご声援いただきますと幸いです．

また，将来，私たちのように世界記録に挑むチームが発足された際には，
そのメンバーたちへのご支援ならびにご声援をお願い申し上げます．

 

 

3年間の応援，ありがとうございました．

 

ロールアウト

どうも、お久しぶりの参地下かもめです。

１０月２４日土曜日の早朝に、記録挑戦用の期待がロールアウトいたしました。

正規パイロットが現在療養中のため、航空研究会のＭ２５のパイロットに乗ってもらい、滑走を行いました。

学校の交通試験路を使用し、５本ほど滑走試験を行い、飛ばす前にどこかトラブルが無いか、主翼の上反が適当であるかといったことを見ました。

今回は、飛行させませんでしたが、無事何事もなくロールアウトが出来ました。

皆様、お待たせしてしまいまして、すみませんでした。

記録飛行について

この時期なのに、試験飛行の話や記録飛行についての話がないことから勘付いている人もいらっしゃることでしょうが、今年の記録飛行は中止いたします。

パイロットの日大航空研究会のOBの方が、自転車で訓練中に事故に遭ってしまい、記録飛行の予定日までに回復することはできないため、中止といたしました。

幸いにも命のほうに別状はなく、回復してきているようです。

楽しみにしていた方々や、協力していただいた方々には申し訳ありませんが、来年こそは記録飛行を行い、世界記録を更新しますので、引き続き応援をよろしくお願いします。


今現在の飛行機の状況ですが、一時的に作業はストップしたものの、現在、尾翼の取付け部と、ワイヤー関係で飛行は可能になります。









近いうちに、航空研究会の協力で、滑走試験だけは行いたいと思っております。

そして、来年もこの時期に記録飛行を予定していますので、参地下かもめのことを忘れないでやって下さい。

完成はいつか

完成が見えているような、見えていないような、参地下かもめです。








本来なら、17日に、完成させ滑走試験をするつもりでしたが、機体を完成させることが出来ず、滑走させることが出来ません。

今回、みな遅くまで残り、完成させるため頑張っています。

とくに、フェアリングの製作を行っている者や尾翼の操縦系統を担当している者は、2日に1回しか帰れないほどです。

3日もしたら、もしかしたら飛ばすことが可能な状態になるかもしてません。

記録飛行にはしっかりと機体の調整を行い、間に合わせるので、応援よろしくお願いします。


それにしても、連日深夜までの作業で、皆少し疲れています。









脱走したっていいじゃない、人間だもの・・・。

まぁ、こんな気持ちになるかもしれませんが、まだ、逃げずに頑張ってます。

いろいろと進めています

更新していた人が、一週間ほど逃亡していたため、更新が滞ってしまいました。

せめて、パスワードくらいは教えておくのだったと反省しています。













久しぶりに作業場に行ったら、パテシエさんが、パテを盛ってました。

プロペラにパテを盛り、









ひたすら削り、磨き、をしていきます。

パテシエさんは明日もパテを盛り、プロペラを磨きます。


フレーム班は、秘密基地に潜り、発泡材を削っているようです。

帰ってくると、発泡材の削りカスで真っ白です。


主翼は、ゆっくりとですが、確実に進んでいました。