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人力飛行機な奴ら
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フレームに新しいパーツが付きました。

可変ピッチの関連の部品です。

20090813a.JPG






これは、可変ピッチ用のレバーの台座になる部品です。

久しぶりのフレームの変化でした。


一方、その頃の主翼は

20090813b.JPG










外皮を取り付ける人が、何か他の事をしていたせいで、遅れましたが、本日、内翼は外皮の取り付けが終了いたしました。

次は、リブキャップの取り付けか、最後の中央翼の外皮を、取り付けます。


その頃のペラは、

20090813c.JPG






再び、青い姿になってしまいました。

これは、一回目の含浸が浮きまくったせいで、剥がされた、というわけではありません。

2本目のプロペラの作業が進んでいるだけです。

 

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先日書いたフェアリングの風洞実験について少し詳しく書きます。


実験の目的は、フェアリングのインテイク(吸気口)とアウトレット
(排気口)の位置決定です。

細かく分ければ、

・翼形の先端(よどみ点)にインテイクを設けるのか、もしくはより
 パイロットに近い位置するのか。また、開ける量はどの程度か。

・フェアリング内部の整流板の位置や角度の調整。

・アウトレットの位置と開ける面積の決定。

というのが主な目的です。

本来は試験飛行中にすることですが、どの程度回数を稼げるか不明です。

出来るだけめどをつけておきたいと考えました。

本来ならば、フェアリング内部の流量を確保するとともに、抵抗がど
の程度なのか測定し、考慮しながら決めたいところです。

しかし先生との相談の結果、風洞の天秤(揚力、抗力、モーメントな
どの空気力を測定する)に取り付けられ、かつ人を中に乗せられる物
を作るのは無理だという結論になりました。

抗力をとるかコクピット内の空冷をとるか。

フェアリング担当は、空冷を優先しました。パイロットのパフォーマ
ンスに影響が大きいのはそちらだと思うからです。

また、2つとも測る為に実験模型を2つ用意する時間はありません。

人でなく軽い人形を乗せて、内部は風速計で風量を測るというのも考
えられます。これなら模型は一つで済むでしょう。

しかし、人形は喋ってくれないので、内部の空気の流れの様子を知る
のに手間がかかります。あまり実験期間を長くはとれません。

以上のことから、コクピット内の風を最適なものにすることに重点を
置きます。




写真はコクピットの実寸模型です。風洞の高さにあわせて、高さだけ
は低くなっています。

今は床に寝そべっていますが、取り付ける部品が完成したら起き上が
ることでしょう。

その頃にはフェアリングの設計確認も終わり、12月からは製作に入
れるのではないかと密かに目論んでいます。

ちなみに実験自体は2月の中旬過ぎに2日程度するつもりです。
モックアップの製作を開始しましたっ!
P1050075.JPG








航研では,フェアリングのインテイクとアウトレットの位置決定を
試験飛行で行っています.

今回は,試験飛行前に風洞にフェアリングを入れ,ある程度位置を決め,
試験飛行では微調整をする程度にしたいそうです.

フレームをそのまま風洞に入れることはできないので,コックピットの
モックアップ(実物大の模型、航研用語:モックン)を作って,それにフェアリングを付けるそうです.

ちなみ,風洞に入れる際には,パイロットと体格の似てるキャプテン(私)を乗せるそうです.



研究生の卒業アルバム係は,アルバムをせっせと作っております.

P1050083.JPG







GIMPというソフトを使って編集しているようですが,だいぶ苦戦しているようです.
完成が楽しみです^^
フレーム班がSolidWorksという3DCADを使っていました。
958d0df8.jpeg







ソフトのチュートリアルにそって描いたものです。
なんなのかはよくわかりません。
今まで使っていた2DCADとはたいぶ使い方が違うので、
行き詰ることもしばしばありました。
このソフトは応力解析もできるみたいなので、
ギアボックスの応力解析をしてみたいと思っていますっ!


それと最近、M25の一人が毎日3地下にやってきます。
最初のうちは、就職について相談しに来ていたのですが、
今は3地下にある論文を引っぱり出しては、読みふけっています。

彼はあるものに好奇心を持つと、追求し始めます。
分からないことがあると僕たちに質問してきますが、僕たちでは分
からないこともちらほら

今日は、英語で書かれたダイダロスの文献を翻訳していました。

とても楽しそうにやっているので、こっちも楽しくなります^^

もうほとんど安部研のインターンシップ生な彼ですが、
彼は精密工学科なので、航空宇宙工学科の安部室には入れないんです

卒研生は論文の準備を少しずつ進めています。

フレーム班は、駆動系の計算からはじめました。
僕はこれまでにきちんとした計算書を作ったことがなかったため、
設計製図のテキストを見ながら計算を進めています。

その中で、壁にぶち当たりましたっ!
上ギアボックスからプロペラにかけては、3つの軸受で支えられています。
この軸受から受ける反力を求めるのに苦労しました42a0cfbb.jpeg








3つの反力を求めるということは、いわゆる不静定問題というやつで、力の釣り合いと
モーメントの釣り合いだけでは求めることはできず、たわみを考慮しないといけません。

3モーメント法というのを使うとうまくいくようです。
材力の時間にやったのをかすかに覚えていますが、なかなか使いこなすことができな
くて、理解するのに時間がかかってしまいました・・・.もっと勉強しておけば

でも、なんとか答を出せるようになったので良かったですっ!!


尾翼班は、エレベータ分の後縁材を作り終えたようで、後縁材Jigを作っていました。
P1040049.JPG






 

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